「しっかり噛む」と脳は活性化する
本日のテーマは、「「しっかり噛む」と脳は活性化する」です。食事の時に、しっかり噛むと脳が刺激され、神経細胞が活性化するといわれています。
噛むという動作によって、咀嚼筋と呼ばれる顔や頭部の筋肉が動きます。咀嚼筋がしっかり動くと、周囲の血管にポンプで血液を送り出すような刺激を与えるため、血流も向上します。また、脳への血流も促進されることにより、酸素や栄養もしっかり行き渡ります。
ところが虫歯や歯周病などで、歯を失いかむ力が低下すると、脳への血流や刺激が減少します。その結果、認知機能も低下するリスクが高まってしまいます。
歯を通して脳に刺激が届き、筋肉の動きによって脳への血流も良くなります。「しっかり噛む」ことが脳の健康にも重要で、認知症の予防にもつながります。
2022年07月14日 08:57