健康のために水を飲もう④
本日のテーマは「健康のために水を飲もう④」です。骨粗しょう症の予防には、骨の成分である「カルシウムを十分に摂ること」と「水分摂取」も重要です。
私たちの体内のカルシウムのほとんどは歯と骨に使われていますが、ごくわずかだけですが血管の細胞などにも使われています。そのごくわずかなものが、心臓の筋肉や脳の神経細胞の働きに大きく関与しています。
体内が水分不足になり、血管のなかの水分が減ると、カルシウムも減り始めます。血管内のカルシウムが減少すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、歯や骨のカルシウムを血管内に補給します。
水分不足の状態が続くと歯や骨のカルシウムが減り続け、その結果、骨がカルシウム不足になって骨粗しょう症のリスクが上がります。そのリスクを上げないためにも、しっかりと水分を摂取して血管内のカルシウムを維持することが、骨のカルシウム不足を防ぐことにつながります。
2022年06月15日 22:20